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店主コラム

ピアノサークル「カフェ・スモールピアノ」の店主"いなやん"のたわごと
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クラシック・ジャズ2刀流のススメ
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     思えば、クラシックに興味を持ったのが、かれこれ14年前に電子ピアノを買ったのがやはりきっかけだったように思う。 最初に凝ったのはベートーベンだった。このころはロマン派以降にはまるで興味がなかった。たぶんロマン派の持つ貴族的な雰囲気が嫌いだったからではないかと思う。バッハもよく聴いた。このころは一生つきあっていける音楽はこの2大作曲家だと決め込んでいた節がある。その後、ショパンのバラード1番でショパンにのめりこみ、それからなんでもありの状態の道に進むのであった。 まあなんでもありもクラッシックに限られたものであったが、4,5年前からジャズにも首を突っ込むようになった。実はクラッシック以前にフュージョン系の曲に凝ったことがあるが、今回はピアノ中心の4ビートジャズである。 この世界がまた奥行きが深いが、同じ西洋音楽であり共通したところも実に多い。だからジャズがわかれば、クラッシックの違う側面が見えてくるそんな気がするのであった。 
     しかし世の中クラッシックファンとジャズファンは分かれている。どうもそれは派閥のようなものであって、どちらかに浮気すると派閥から追いやられる。そんな恐怖が日本人気質の潜在意識にあるのかもしれん。。いやそれは趣味に対するこだわりがくずれることにより自分のアイデンティティが失われるや知れないという意識が双方の壁をつくっているのかも。なんて妙な心理分析をするのであった まあそんなことはどうでもよろしい。 とにかくクラッシックとジャズの壁なのである。それはベルリンの壁が崩壊し、ソ連がロシアになり冷戦時代が終わり、巨人が弱くなって阪神が強くなり、日経平均が13000円台を回復してもまだ存在するのであった。
     しかし私はクラシックが好きならば、ジャズも好きになるはずだと思うのである。それは西洋料理のおいしさを知って、中華料理のおいしさを知らないようなものであり。いや高級和牛の味を知って、江戸前寿司のおいしさをしなないようなものであり、関西でUSJにいってお好み焼きを食べないようなものかもしれない。
     いや何を聴いてよいか分からんのだよ。おおそんな声がする。なるほどそれは当然だ。よく書店で見かけるジャズ入門の本。  言っておきます。 それは最初からジャズが好きな人のための本です。 ではクラッシックからジャズに浮気するにあたってまず適しているミュージシャンは誰か。

     まずは「ビル・エヴァンス」です。この人のピアノはクラッシックピアノのように音が綺麗で、ロマンチックで芸術なんです。まず「ポートレート イン ジャズ」なんかががいいように思う。 ジャケットのエバァンスのジャケットからして正統派。この1曲からなんとしびれる音色が伝わってくることか。。 あと「ワルツフォーデビイ」もいいかも。
    リストのように技巧的なものを望む人は「オスカー・ピーターソン」の超テクニック的な演奏がいいかも。ご存知の方も多いがクラッシックでありながら内容がジャズの「カプースチン」はいかが。 あまりの速さにおったまげます。しかも内容的にもジャズにイディオムを網羅しておりまさに天才です。 このあたりで耳に馴染んできたら。キース・ジャレットやチック・コリアあたりなど物色してみるのもいいでしょ。 入門本では帝王マイルスを必ず勧めますが。クラッシックの繊細な音に馴染んだみみには少々濃すぎるとおもいます。 ちなみに私の場合、だんだん黒々とした世界も馴染みになってきています。 テンションの下がっているときはブルースが特に効果的です。 なんとやるせない。けだるい音色は都会のストレスでささくれだらけになった心を癒してくれます。 例えばレイ・ブライアントやトミー・フラナガンなどのピアノと聴いていると心地よい気分にさせてくれます。 ピアノに飽きがきたらヴォーカル、ブラス系。。。 まあクラッシック、ジャズの世界をくらげにように浮遊しながら人生を満喫するのはいいんじゃないでしょかね。

       人生の師は越前クラゲの店主
    | - | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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