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店主コラム

ピアノサークル「カフェ・スモールピアノ」の店主"いなやん"のたわごと
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年齢を気にしすぎる日本人!!!
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     最近、脳年齢ソフトとかいうものが大流行なのだとか。 この手の能力を数値で示すのは日本人は特に好きな様で、今まで体力やお肌など測定結果を年齢であらわすなんかはよくあった。今度は脳である。脳の機能を上げるパズルとか計算とか小学生の問題を大人が真剣な顔をしてやったりする。それで「私の脳年齢が若い」といって喜んだり、高齢だといって意気消沈したり。私的にはそんなこと自体おかしなことだと思う。大体それは脳のごく一部の機能を測定してるだけにすぎないじゃないかと思ってしまうのである。
     まあその話は今度にしよう。とにかく何でもかんでも年齢に結びつける。そして年齢が若いほど機能的に優れているという考え。別に10段階評価でもいいじゃないかと思うんだけど。 問題は年齢にしたら受けが良いいうこと、若年ほど機能的に優れているという考え。これは日本社会をいかに暗くしていることか。 人間はだれでも息をして食べ物を食っていれば歳をとるのである。しかもそれはとても恵まれた環境でいえることなのである。しかし日本では特に老いは人間として価値がさがることで、その結果だれもが若さを求める。ということは人間存在の先は恒に暗いということだ。 しかしそれは社会的な幻想に過ぎないと私は思うのだ。 特に2,3歳、時には1つ違いでも気にしたりする。 女性などは気の毒なほどだ。 例えば、3つ下だとすると「私が高校に入学したときは、まだ中学に入ったばかり」とか言う言い方になる。しかし私流にいくと「私が70のときは67かぁ」となる。するとほとんど変わらんじゃないかという気になるから不思議なものだ。日本語の場合年齢が上か下かで呼称も敬語を使うか口語をつかうかというコミュニケーションの仕方も変わる。 これは厄介な問題でまず相手が年齢不詳の場合とりあえず「敬語を使う」ということになる。 するとどうだろう。敬語というのは親しい仲になるには障害となるのだ。そうだろう。敬語で話し合う仲で心から打ちとける仲になるだろうか。 そこにはかならず上下関係が存在しているのだ。 英語などはその点問題が少ない。 しかし言葉の問題は長い歴史を持つものだからすぐに変わるものでもない。
     それよりももっと問題なのは就職などで年齢を制限するという状況だ。
    下限はあまり気にならない。歳月が過ぎれば誰でも歳をとるから、しかし上限はかなり問題だと思う。35歳以下とか40歳以下までとかいう条件。これはかなり年齢を重ねるのがいやになる状況である。 これはひとつはトンデモなく高齢な方が来るのを防いでくれる。また多数の応募者を絞るということが採用側でできるという意味ではかなり採用側にメリットのある方式だ。 しかし年齢を重ねるとだんだん選択肢がなくなるという非常に人生を暗く感じさせる要因の一つになると思うのだ。 特に最近では年功序列の風潮がなくなり高齢者はますますいごごちの悪い社会になるだろう。 中高年の自殺が多くなっているのもこの要因がからんでると思う。自殺防止法などという法律ができたが、どれほど本質に迫れることか。人間は歳をとれば物の原価償却のごとく価値がなくなると言う考えかたにかなり問題があるし、人間本質をかなりゆがめているように思えてならない。
     爆笑問題の太田が司会の番組で太田が好き勝手な法律を作るという番組がある。なかなかお馬鹿な法律ばかりを太田は提案するが当の本人はマジだったりするから面白い。
    もし私なら「雇用の際に採用者の年齢を問うのは禁止」という法律を作るだろう。履歴書に書くのは勿論。面接そのたで年齢を聞くのはNGにするのである。 大体、採用の制限で年齢を聞く必要があるだろうか。顔をみればおおよそふさわしいかどうかぐらい分かるはずである。 
     確かに年齢を問わない社会は結婚の高齢化や青少年の長期のモラトリアム時期を発生させるかもしれない。しかしどうだろう歳を重ねることにもっと価値を見出せる社会のほうがみんな幸せになれるのではないだろうか。
     
           時には社会科学者の40も迫ってきた店主
    | - | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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